最後の愛犬
2022.06.20
私には、これと言った趣味がありません。
強いてあげるとすれば、改修した建物の配管そして毎晩のタバコを好き放題吸いながらの晩酌、そしてワンコ。
家に来たばっかりのワンコ
今のワンコ
このワンコ(名前はリン)ももうすぐ9歳です。
人間で言えば9+4×4で52歳になり、昼間は寝てばっかりのオバサンです。
車でのお出迎え
けれど、会社帰りに車の後部座席からのお迎えは窓から顔を出し「ワオオー」の雄叫び
「お帰り、早く乗って」と言わんばかりの熱烈歓迎です。
一番不思議なのは、晩酌で缶ビールからウイスキーに切り替わる時、台所に行く私の
後を付けウロウロ、灰皿の吸い殻を捨てに行ってもウロウロ、そしてしっぽプリプリ。
おやつの催促です。
おやつ、もうないの~
ビールをもう一本飲もうものなら、前足で私の膝をコツコツと「早くウイスキーにしな」
と言わんばかりに催促する有様、そしてしばらくすると「2階で寝よう」の催促です。
これがリンの毎日のルーティンになっているようです。
そんなワンコですが、私達夫婦には賭けがいのない存在であり家族です。
リンは保護犬ですが、他人様に威嚇したり噛んだりした事は一度もなく誰にでも安心し
て触らせる事ができるワンコです。
私の年齢から考えても、最後の愛犬となるでしょう。
リンがもしいなくなったら、私達夫婦は何の話をするのでしょうか?
どうか長生きをして、私にウイスキーを勧めて欲しいものです。