富士登山
2017.07.24
はじめまして。総務課のM.Oと申します。
先日3連休を利用して、富士登山をしてきました。
2年前に初めて登った時は、大きな達成感と充実感を得たのと同時に大変疲弊したので「もう登ることはあるまい。」とも思いましたが、2年経過した現在、その時の苦労と苦痛が薄らぎ「2回目だし前よりは楽に行けるだろうからまた登ってみようかな…。」とチャレンジした次第です。
富士山は自分の存在や日々の出来事などを些細に感じさせてくれます。
悪い意味ではなく、「何であんなことで悩んでいたのだろう…。」と、小さいことが気にならなくなり、思考の良い切り替えができます。
それと同時に、「日本という国土の狭い国にこれだけ雄大にそびえるのだから、海外はもっと偉大なものがあるのだろうな。」と、外への興味も湧かせてくれます。
もともと乗り物酔いをし易い体質なので高山病にもかかり易いとは思っていましたが、今回は登山前から万全の体調ではなかった為、「本当に自力で下界へ帰れるのか!帰れなくてヘリコプター等で運んでもらった場合はいくらかかるのか!帰れても体調は回復するのか。」など常に不安との戦いでした。
結果として山頂でご来光を迎え無事に帰還することはできましたが、頭痛、吐き気、悪寒がひどく、前回よりも重い高山病にかかり散々でした。
過程に目を向けるとマイナスな事の方が多く感じましたが、『世界文化遺産の日本一標高の高い富士山登頂』を経験し、普段やらないことに挑戦し達成した自分が少し成長できた気がしました。
少しインターバルを置いたら、懲りずにまた別の山に挑戦しようと思います。
余談ですが5合目トイレは、暗い空間にアンモニア臭が漂い入る事すらためらってしまう以前と比べると、現在は明るさや臭気など改善されてきれいになっていました。この業界で働いているから余計に感じるのかもしれませんが、やはりトイレは憩いの空間であってほしいです。