新年のご挨拶
皆様 明けましておめでとうございます。
今年もカンツールホームページをご贔屓賜りたく、宜しくお願い申し上げます。
私が年の初めに必ずやることは、送られてきた年賀状にゆっくりと目を通すこと、真新しい手帳に予定を書き入れ、休日を確認することである。
今年の休日は、東京五輪の日程に合わせたのか10月の体育の日が7月のスポーツの日に変わり、10月には休日がなくなっている。
シルバーウィークと云われる9月も敬老の日と秋分の日が連続し、3連休ダブル日程がない。
年末年始も12月28日が月曜日となり9連休にはならず7連休という方も多いのではないだろうか。
年間有給取得5日間が義務付けられる年でもあるので、上手く時間を調整して休暇を活用して欲しいと思う。
初詣も毎年行くと決めている。
最近では遠くに足を延ばすことよりも、近くて混雑せずに、御利益のある神社、仏閣を探すことが楽しみになった。
今年は、千葉市に隣接する船橋市にある「御滝不動尊」を参拝して来た。新京成線「滝不動駅」から徒歩10分のところにある。
表門から入り緑に囲まれ、四国八十八カ所の弘法大師が祀られた参道を進むと、中心に六角形の弁天堂が建つ弁天池、その先に行者滝がある。
船橋市唯一の源流「海老川」の湧水が龍の口から流れ出ており、正月の若水として近所の商店では、酒やパンなどに使われているそうだ。
その先に仁王門が建ち、鎮座する仁王像に迎えられる。
仁王像について調べてみた。
名前の由来は二体の像が邪悪なものの侵入から寺を守る「二王」からきている。
阿形と吽形、阿吽(あうん)二体の像が居るから仁王(二王)である。向かって右に陣取るのが阿形の金剛像、左が吽形の力士像である。
仁王像は仏像の位では、如来、菩薩、明王の下に位置する天部と言われる最下位にある仏像である。
仲間の仏像は、梵天、帝釈天、毘沙門天、吉祥天、大黒天、十二神将、閻魔王、蔵王権現などだそうだ。
この仁王像、これまでは「金剛力士像」と一つの仏像として覚えていたが、二体でお釈迦様を守護する大切な役目をそれぞれで担っていたのだ。
山門の天井には七福神が描かれていて、初詣にこの仁王門をくぐると縁起が良いと言われている。
特に弁財天の柔和なお顔が印象的で、御利益に包まれる気配が漂っており運気の上昇は間違いないと確信した。
境内では、おめでたい鶴、亀、鳳凰などのきめ細かい彫刻を施された本堂、観音堂、大師堂、三重塔と立派な建造物を楽しむことが出来る。
賑わいも適度で、露店や獅子舞など正月らしさを満喫した一日となった。
当社も4月からは第69期を迎え、早いもので節目の70周年も目前である。
600年の歴史を持つ「御滝不動尊金蔵寺」をお参りし、商売繁盛を祈願した次第である。