ピアノと私
2021.06.21
やっぱり飛行機大好きTです。
むかし飛行機をチャーターしてヨーロッパからワインを運んでいました。
(写真は本文とは何ら関係はありません。)
昨年の春からのコロナ禍、週3勤務になったこともあり、時間だけはあったので、
人生最後に向けて、断捨離を行いました。
どんどんエスカレートして行き、最後は25年住んだ自宅も処分してしまいました。
それでも捨てられなかったのが、ピアノ。(正確にはクラビノーバ)
ピアノに憧れて、高校2年の頃、朝早く学校に行き、
かじかむ手を温めながら、音楽教師にうるさいと叱られても無視して、
「ちょうちょ、ちょうちょ菜の花に・・・♫」と練習していました。
それを見かねた(聞きかねた)のか、
時々、1年下の音楽部女子がバイエルとブルグミュラーを教えてくれるようになりました。
暗かったのと、横に座っていたので、顔もよく見たこともなかったし、
名前も愛称しか知らないしで、それっきりでした。
幸い大学は学費がただみたいに安かったので、エレクトーン教室に通いました。
倍速教習する先生で、最後はついていけず、フェ-ドアウトしてしまいました。
それから20年、幼稚園の娘とピアノの発表会で連弾をする羽目になりましたが(3年続けて)
これが、私にはかなりしんどくて、以後20年ピアノに触ることはありませんでした。
最近は、ピアノに憧れていた昔を思い出すゆとりができて、練習をはじめました。
YouTube などで適当なものを見つけて毎日欠かさず稽古しています。
自分のペースで自分の残り時間を埋めていこうと思っています。
みなみ風が吹く日の午後は飛行機を見ながら練習します。