ブルース・リー(李小龍,Bruce Lee)聖地巡礼
2021.09.21
コロナウィルスの影響で海外に行けず悶々としている、松戸センター技術開発課のNと申します。
もう2年前になりますが、所用で息子と2人で香港へ行きました。
その際に、息子に行ってみたい場所はないか聞いたところ、たまたまテレビでブルース・リーを見て、
興味があるとの事だったので聖地巡礼に向かいました。
香港の中心部から電車とタクシーを乗り継いで1時間程で、目的地の青山禅院に着きました。
ここは、「燃えよドラゴン」(原題:ENTER THE DRAGON 龍争虎闘 1973年公開)で、冒頭のシーン
が撮影された場所です。若い世代は知らないだろうなあ。
特に2枚目は、有名な「Don’t think, feel !」(考えるではなく、感じろ!)の名言シーンであり、他の映画
やドラマ等でオマージュされているので、映画を知らなくても聞いた事があるセリフだと思います。
その後、尖沙咀(チムサーチョイ)のアベニュー・オブ・スターズ(星光大道)に移動しました。ここには
ブルース・リーの65歳の誕生日を記念して、2005年に建てられた銅像があります。
なおブルース・リーは、1973年7月20日に32歳の若さで亡くなっています。
銅像の足元は水が流れていますが、これはブルース・リーの有名なインタビューでの名言に由来して
いると、香港人の友人に教えてもらいました。(意訳も友人によるものです)
Empty your mind, be formless, shapeless – like water.
心を空っぽにしろ、形をすてろ、水のように。
Now you put water into a cup, it becomes the cup,
水をカップに注げばカップの形になる、
you put water into a bottle, it becomes the bottle,
水をボトルに注げばボトルの形になる、
you put it in a teapot, it becomes the teapot.
水をポットに注げばポットの形になる、
Now water can flow or it can crash.
水は絶え間なく流れ、激流にもなる。
Be water, my friend.
友よ、水になれ。
彼曰く、これは今後の香港の行く末を占う大切な言葉だと言っていました。
今回の社員便りを書くのにあたり、改めてブルース・リーの事を調べましたが、単にアクションスターと
いうだけでなく、アメリカの大学で哲学を学んでいたと初めて知りました。
息子は李小龍會(BRUCE LEE CLUB)の公式フィギュアを手に入れてご満悦です。
今度香港へ行けるようになったら、改めてブルース・リーの足跡を辿りたいと思います。
あと、飲茶もね(笑)