入院
2020.04.30
皆さんこんにちは。
大阪営業所のIです。
去年から引続き持病のヘルニアの話です。
先月この手術の為、3週間程会社にお休みを頂きました。
人生で初めて入院と手術をする事となり、その手術内容を担当医からお聞きしましたが「すごい事するな、怖いな」が率直な感想であり、無論、全身麻酔との話で麻酔科にも行きまた説明を聞き、さらに麻酔に耐えられるか検査まで受けなければならず、ここからまた入院の手続き等があり大変でした。
手術も無事終わり、晴れて入院療養となったのですが、病院食は不味いとの話を事前に聞いており、どれどれと咀嚼してみると味が薄い、塩分がすごく控えられてるのがわかりました。ただそれ程不味くなく、それ故食事に付いてるバナナやミカンを美味しく感じ、自分の常日頃の食事の贅沢さがよくわかりました。
また食事、起床、就寝の時間も決まっており、何だ子供みたいだなと思うかも知れませんが、実は健康にこれが物凄く影響してるのが実体験で分かりました。
退院後も時間を決めて食う寝るを出来る範囲で実践しています。
さて肝心のヘルニアですが、術後全く痛みはなくなりました。
立つ、座る、歩くの日常動作が普通に行えます。
ここ2年程は痛みの為、歩くのが億劫であまり出歩かず、特に手術の数か月前は数分歩くともう痛みで嫌になってしまい、痛みを止めるのは横になるしか手がない状態でした。
ある時、納品で商品説明をしている時、自分の腰を庇う所作を見たお客さんから「おじいさんみたいだな」と言われた時は、自分を不足している者と見られてる様に感じたり、また一事が万事、全ての負の事柄を病気のせいにしてしまいゲンナリする毎日でした。
今、思い起こすとあの状態でよく普通に仕事していたなと思います。
手術のお陰で日常生活を普通に行える事のありがたみを感じ、何においても慢心していた自分を戒める事が出来た様に思えます。
またこの件で色々な人から励ましや助言、また身元引受人まで申し出て下さった方もおられ、入院中返す返す色々な事を思い出し、この会社に勤めて良かったなとつくずく感じました。
今は術後1ヶ月で骨がまだつながっていませんが、お陰様で6月にはコルセットが取れて、運動もはじめられ、昔の様に動き回れます。
改めてこの件でお世話になった方々にお礼申し上げます。