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冬の特別♪

5度目まして蝦夷っ子です。


私が住んでいる北海道のイメージは、なんといっても白い雪のある冬でしょうか?
南北に長い日本の中でも北海道は四季がはっきりしていると言われていましたが、なんだか最近は春も秋も曖昧であっという間に次の季節になっちゃったり夏は沖縄より暑かったり冬は昔ほど寒くなく…いいのか悪いのか。やっぱりよくないような。
それでもやっぱり白く寒い北海道。
そんな季節に元気でいるには遊ばなくちゃいけない(笑)


で、冬の遊びといえば、スケートとかスキーとか最初にイメージしますよね。
この二つは好き嫌いは別として小さい時に学校の授業にあったりするので、どちらかはかじっていることが多いけれど、そのまま続けて遊びとして楽しんでいる人は少ないかもしれない。代わりに違う遊びでスノーボードをしてみたりとか歩くスキーしてみたりとかカーリング(あんまり無いかな)してみたりとか、体力もいるしなんなら全くしなくなる人の方が多いかも。だけどちょっとは雪と戯れたい気持ちもあったりして。
そんな時に遊べるのが、ワカンもいいけど、より浮力があるスノーシュー。

 

 

 

 

みんなが寝静まった後にも延々と深々と静かに降り積もっていく雪は全てを覆いつくし朝起きると真っ白な世界が広がっているのは、たぶん皆さんがあこがれる風景ですよね。これ、全てを覆いつくすってのがミソで、いつも歩けない場所へ行くことが出来ます。
♪♪♪
そお!冒険の始まりです(笑)!

夏なら、野原や山も整備された道以外は歩かない、湖も海も水辺以外は危ないし歩かない。
でも、雪が降り積もり寒さもピークに達したころ、野の笹藪も中を分け入って行くのではなく上が歩けて、湖も水に濡れることなく上を歩いて横断出来るのです。
虫もいないし、弾かれた枝や葉で擦り傷作る事もないし、熊も冬眠中!あー快適♪
方向音痴さえクリアしたらどこへだって行けちゃう!

 

 



て訳で冒険スタートです。
音が雪に吸収されて静かな世界を堪能しつつ、小さな動物の足跡を見つけたり、鳥の声を追いかけて姿を探してみたり、鹿に遭遇してみたり…、雪まくり(スノーロール)を見つけちゃったり、そんな事をしながら冬しか見れない場所へ。

 

 

先ずは、途中ロープが付いてるような急勾配な細道をくだり(気分は昔TVで見た〇〇探検隊の気分)、小さな滝が凍ってる場所へ。暖かくなりはじめてて大きな氷柱ではなくなってます。本当はもっと大きなのがあります。

 



次は、森の中を分け入って、途中小さな崖を尻滑りで降りてみたりしながら辿り着いた小さな洞窟の中にある氷筍。これは上から滴ってきた水が落ちたところから順に凍っていきタケノコのように成長したもの。ムーミンに出てくるニョロニョロみたい。



そして、冬に姿を現す幻の橋タウシュベツ橋梁。
ダム建設の為に廃線された鉄道用のコンクリート橋で、冬は道路より湖を挟んで奥にある橋まで湖の上を歩いていくことも可能な特殊な場所。夏は湖の底に沈んで見えなくなるのだ。この写真は2年程前で、どんどん朽ちて崩れてきておりアーチが見れなくなるのも時間の問題。



 

何処もたどり着いたら、やっと着いた達成感と一緒に温かいコーヒーとおやつを広げて一休みするのです。



 

そして、締めくくりはちょっと秘湯な温泉に立ち寄り♪
是非ともお勧めしたいどれも冬の特別です。