南の国から~2025・春~
2025.03.24

お疲れ様です。九州営業所のD・Tと申します。
福岡に来て早5年が経ちました。
こちらに引っ越してきてから産まれた娘も3歳半となり、
言葉を覚えて話ができるようになったり、家の中で走り回ったり、わがままを言うようになったりと、
毎日何かしらの成長を感じながら妻と一緒に子育てに奮闘しております。
最近の趣味といえば週末に子供と遊びに出掛けることである為、
先日行った飯塚の雛祭りについて綴らせてもらえればと思います。
飯塚市は福岡市の隣にあり、旧長崎街道の宿場町として、明治時代以降は炭鉱の町として栄え、
2月から3月にかけて市内の15か所の会場で趣向を凝らした雛人形が展示されます。
その中でもメイン会場となる旧伊藤伝右衛門邸では、
「粋な江戸の夢話」をテーマに20畳の座敷一面に座敷雛が飾られています。
伊藤伝右衛門は飯塚市で炭鉱王として名を馳せた人物で、妻は歌人の柳原白蓮です。
敷地の内は広大で立派な庭園と荘厳で古き良き日本家屋の御屋敷がそびえ立っており、
その昔の優雅な暮らしぶりを伺うことができます。
屋敷の中の至る所に全部で1600体の雛人形が飾られていて、
そのどれもが江戸時代からの歴史を感じさせるような貴重なものになっており、
ひとつひとつがそれぞれ個性を持った作りとなっている為、飽きずに屋敷内を巡ることができます。
一番の目玉である20畳の座敷雛は圧巻で、約900体もの人形が毎年のテーマに沿って物語のように並べられ、
とても見応えがある物となっております。想像していたよりも楽しく、
妻と娘と長時間しっかりと見とれていました。
このような形で週末は九州のあらゆるところに出掛けていますので、
また次回社員便りを書くまでに色々な所に行って、子供の成長と共に、
南の国からの便りを届けられたらなと思います。
それではまた、再来年にお会いしましょう。