新札発行と2代目Apple Watch
2024.07.01
MNです。
最近、財布を持ち歩かない日が多くなりました。
お金を使わないのではありません。
現金を使う場面がなく、毎日クレジットカードや交通系電子マネーで決済しているということです。
スマホケースにはクレジットカードと免許証、
いざという時の現金として一万円札、五千円札、千円札を各1枚入れておくだけです。
7月3日に20年ぶりに新札が発行されます。
新札を発行する最大の目的は、偽造防止の強化の他に
110兆円あると言われるタンス預金を引き出させることのようです。
新札発行をきっかけに、タンス預金を取り崩して消費を拡大させるといった効果も期待できます。
新札が発行されると、自動販売機、ATM、セルフレジなどを保有する業者は、
新札に対応できるように、新しい機種への入れ替えやシステムの改修が必要となります。
これらの業界にとっては大きな負担となりますが、一方でこれが、新札発行が生み出す経済効果でもあります。
それでもこの改修費用の負担の大きさから、今後は新札対応の改修ではなく、
一気に電子マネー化が進むかもしれず、もしかしたら、ここが本当の狙いなのかもしれません。
そんな中、4年前に購入しSuica定期券を移行していた私のApple Watchは電池の消耗が激しくなり、
先日の会社帰り、入場できたものの出場時には電池切れで改札を通過できないハプニングがありました。
Suica定期券が有効期限内にも関わらず現金で精算することになり、返金もありません。
翌朝も有人改札口で前日の入場記録を取り消したりと少し面倒な作業がありました。
あの時、現金がなかったらどうなっていたのでしょうか。
また、大きな災害で停電の時などは??? と考えてしまいます。
便利な世の中だからこそ、必ず落とし穴もあります。
今、Apple Watchは2代目となりました。デジタル化でスマートな社会となりましたが、
アナログ(現金)とデジタル(電子マネー等)の両方をバランスよく使っていこうと思います。