水星の色のインクは水性( ;∀;)
2019.07.01
東京営業所の事務Sです。
インク沼、というものがあります。
何かにずぶずぶとハマることを〇〇の沼にハマると表現しますが、その一種です。そこに属している方の影響で、インクを購入するに至りました。
色々なメーカーから、たくさんの種類が発売されています。
商品に添えられた解説文を眺めているだけでもなかなかに面白いため、今回はそれらのニュアンスを少し紹介してみたいと思います。
フランスのHERBIN(エルバン)という、1670年から続くインクとシーリングワックスのブランドのインクです。
最上段
Gris Orage(ストームグレー)
嵐の海をモチーフにしています。
万年筆でも使えるインクでは珍しく金色のラメが混ぜられており、落雷を想起させます。
船乗りだった創設者が渡った大海をイメージしているようです。
Gris Orage(ストームグレー)
嵐の海をモチーフにしています。
万年筆でも使えるインクでは珍しく金色のラメが混ぜられており、落雷を想起させます。
船乗りだった創設者が渡った大海をイメージしているようです。
②Bleu Nuit(ナイトブルー)
夏の夜空の、深い藍色。
夏の夜空の、深い藍色。
③Ambre De Birmanie(ビルマの琥珀)
琥珀の黄金色。
ミャンマーの琥珀は約9千万年くらい前の物らしいので、長い年月を経た天然樹脂の色を意図しているようです。
琥珀の黄金色。
ミャンマーの琥珀は約9千万年くらい前の物らしいので、長い年月を経た天然樹脂の色を意図しているようです。
実際のインクの色と解説文に通じるものを感じたとすれば、そこがインク沼の入り口かもしれません。
ここ数年は三菱鉛筆のJETSTREAM(ボールペンです)最強説を支持していますが、万年筆デビューを飾る日も遠くない気がしています。