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20年越しの大物釣り

名古屋営業所の保坂です。

 

この3連休に人生初のハマチを釣り上げた!

 

釣りを始めたのは広島に移り住んだ小学3年の頃だった。

目の前に穏やかな瀬戸内海が広がっており、

友達や家族と身近な場所で手軽に楽しめる人気レジャーとして自然と入り込んできた。

 

2020年のレジャー白書によると全国の釣り人口は550万人で、県別では広島は3位にランクインされている。

 

友達と自転車で近くの港の防波堤に通い、

冬はちょい投げでカレイやアイナメ、夏はサビキを落とし込めばイワシやサバが掛った。

 

父親も釣りにはまり手漕ぎボードでよく連れてってくれた。

広島ならではの釣りで牡蠣筏(かきいかだ)の上に乗り、糸を垂らしてチヌやメバル、カワハギを狙った。

牡蠣筏の下は餌となる生物が豊富で様々な魚たちが餌を求めて集まってくる。

 

釣り雑誌や釣り具屋の情報でさらに好漁場を求め、山口県や島根県に遠征し、これまでに

カレイ、キス、ギザミ、メバル、チヌ、真鯛、チダイ、カサゴ、アイナメ、アナゴ、イワシ、サバ、アジ、サヨリ、コノシロ、タコ、イカ、シャコ、ワタリガニ、太刀魚、スズキ、カワハギなどを数々の魚を仕留めた。

 

島根県浜田市で沖防波堤から遠投するとハマチが食うという情報を聞き付け、

遠投用の竿とリール、ライフジャケット、ハマチが入る大き目のクーラーボックスなどギアを一通り揃え、

大物青物に挑んだが外道(本名ではない期待外れの魚のこと)しか掛らず、その後千葉へ転勤が決まり、

2度目のチャンスはやってこなかった。

 

あれから20年、この3連休に広島に里帰りしハマチ狙いの釣りに挑んだ。

 

 

 広島県廿日市市にあるマリーナから朝530出航準備。 この日は曇り。

 

 

5:55出航。マリーナを出たら世界遺産「厳島神社」のある宮島が一望できる。

手前に見えるのが牡蠣筏で昔はよくこの上にあがって釣りをしていた。

水質の悪化につながるという理由で撒き餌は禁止されたため、実質広島県域ではオキアミを使ったサビキ釣りはできなくなった。

陸からの撒き餌は10年前に解禁された。都道府県ごとに条例が違うので釣りをされる方は確認されたし。

 

釣り場まで約70分の航路。時速にして35km。朝方は少し海が荒れていた。

 

7:15一投目開始。

サビキ釣りはエサに似せた小さな疑似バリを連ねた仕掛けで下に重りのついたかごを付け

その中にオキアミを入れて60m海底に落とし込む。オキアミに小魚が集まってきて、さらに小魚を追ってハマチやヤズが集まってくる。

 

写真は自分ではないが、ハマチが掛るとこんな具合に竿がしなる。

 

 

じゃーん! 釣ったどー!(すごいドヤ顔)

釣りを開始してから1時間ぐらいした829。待望のハマチ1匹目が釣れた。

この日は納竿16:00。 ハマチ3匹、真鯛3匹、アジが15匹と大満足の釣果でした!