GET THE FLAG!SERIES 2023
2023.06.19
1998年10月26日、横浜スタジアムのライトスタンドから見た光景が今にも思い浮かびます。
横浜vs西武の日本シリーズ第6戦、3勝2敗で横浜が38年ぶり日本一に王手で迎えた大一番。
9回表に2対0でリードのまま、マウンドには絶対的守護神の大魔神佐々木。
しかし、レフト鈴木尚のエラーから1点差に迫られ、なおも1死1.2塁の大ピンチ!
相手ベンチはここが勝負時と代打ベテラン金村を投入。
緊迫の瞬間。
初球、
大魔神投げた、
金村打った、セカンドゴロ、
セカンドローズが捕球、
ショート石井にボールが渡り、
ファースト駒田と渡って、
ダブルプレーで試合終了!!!!
大魔神万歳、正捕手の谷繁がマウンドに駆けつけて抱き合い、
球場中に紙吹雪・テープが舞う、権藤監督が舞う、
狂喜乱舞、欣喜雀躍、心願成就、有頂天外、驚天動地、阿鼻叫喚~〇×△□☆!!!!(大混乱)
・・・時は経て2023年。
リーグ優勝、日本一に輝いた1998年シーズンのシーズンスローガン「GET THE FLAG!」を冠した
スペシャルイベント『GET THE FLAG!SERIES 2023』が開催。
1998年シーズンに着用していたホームユニフォームを、監督・コーチ・選手たちが着用して試合に臨み、当時の日本一メンバーもハマスタに集結!
これは行かない訳にはいきません。
実家の蔵に眠っていた20年以上前の優勝当時のユニフォームを呼び覚まし、ハマスタへ。
試合前イベントで、当時のあの場面の再現がありました。
大魔神が投手交代カートで登場し、それを迎えてボールを渡す監督(権藤元監督は台風来場遅延の為、三浦監督が代行)、谷繁捕手、
来日したローズがセカンド、石井コーチがショートに配置され、ファーストには当時の駒田選手の代わりに鈴木尚コーチ。
バッターは金村氏。
そして今回はショートゴロゲッツーでしたが大盛り上がりとなりました。
この日本一の年の後、紆余曲折があり数年もせずに主力メンバーはバラバラに。
チームは10年以上続く暗黒時代へと突入したのでした。
そんな経緯もあり、当時メンバーが笑顔で再会し記念撮影をする姿には感無量。
この日は話題のサイ・ヤング賞投手で、人気YouTuberのバウアー投手が好投して勝利。
試合後、グランドに入場して、ローズと遅れて到着した元監督の権藤さんと記念撮影!
充実した休日となりました。
21世紀で12球団唯一優勝した事が無いチームと揶揄されますが、
今年は6月19日の本日現在、リーグ戦順位では首位と2ゲーム差の2位につけて25年ぶりの優勝を狙える位置におります。
また、セパ交流戦では今日の試合で勝利すると悲願の初優勝です。
目が離せない戦いはまだまだ続きます!!