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国宝 臼杵石仏(うすきせきぶつ)

 6月の初めに、大分県を訪れました。

私は大分県出身ではありませんが現在、父と兄が住んでおり近しい土地になっています。
大分といえば、たくさんの温泉地で有名です。

当社も昨年の社員旅行で別府、湯布院観光をしました。
しかし今回紹介するのは「摩崖仏」です。
摩崖仏とは、山の端の崖や大きな岩石に彫刻をした仏像のことです。

大分は全国の摩崖仏のうち約7割が現存することでも有名です。
訪れたのは、臼杵市(うすきし)にある国宝「臼杵石仏」です。
日本で唯一の国宝に指定されている摩崖仏で、近年公園として整備され、観光スポットまた、パワースポットとして人気が出ています。

作られたのは平安時代とも鎌倉時代ともいわれており、誰がどのような目的で造営したのかも分かっておらず、今もなお多くの謎に包まれています。
古い物なので長く風雨にさらされ風化が進んできており、昭和55年から14年かけて修復工事が施されました。

風化浸食によって長年、頭部のみの姿であった仏のひとつ「大日如来像」の頭と胴が平成7年に一体となり、見事な姿に復元されました。
そのため「くびが繋がる=解雇されない」ということで、リストラの心配があるサラリーマンが観光に訪れるのだそうです。

【大日如来像】

 

【覆堂内】

【復元前の姿】

ここには全部で60体もの石仏があり、うちなんと59体が国宝に指定されています。
もちろん石仏は岩を彫ったものなので、運ぶことが出来ません。
当然、他の美術館に貸し出しもできないので、石仏を見るのであれば現地に行くしかありません。

大分までは行けないが、どんなものか見てみたいという方にもお勧めなのが、千葉県佐倉市にある佐倉城址公園の「古園石仏大日如来像」実物大レプリカです。
何故、佐倉市にあるのかは分かりませんが、それだけ歴史的価値があるということでしょう。

園内は、ゆったりとした歩道と石仏を守るかの如く覆われた覆堂が数カ所につくられており、石仏の放つ荘厳な雰囲気をいつまでも残そうとする現代人の努力が伝わってきます。
阿蘇山の噴火によって堆積した凝灰岩に石仏を彫った彫刻師、僧侶は、神や仏に生命力を感じ永遠の幸福を願って、長い年月をかけて一心不乱に製作したのでしょう。
岩の持つ美しさ、厳しさ、人々の信仰心の美しさを見た気がしました。
その志を未来永劫残してほしいと切に思った次第です。
温泉を訪れた際には、是非足をお運びください。