下水道・排水管の維持管理機器(清掃機・カメラ・止水プラグ・ワイヤー・テストボール)や配管清掃、満水試験はカンツール

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東ティモール民主共和国との友好

【ディリ空港VIPルーム】

5月に東ティモール民主共和国を訪れた。
東ティモールは、東南アジアのインドネシアの東端、ティモール島東半分と、いくつかの島からなる面積15,000㎢で日本の岩手県ほどの広さである。
沖縄県の那覇市とほぼ同じ経度で、日本との時差はない。
太平洋戦争中は、日本が一時的に占領下においた時代もあった。
人口は134万人、公用語は現地語のテトゥン語とポルトガル語。

GDPは19億9,200万ドルと世界189か国中173位というとても貧しい国である。
産業は石油・天然ガスの輸出とコーヒー栽培を中心とした農業が主産業である。
この国の最大の課題は、雇用の創出、すなわち産業の育成である。
失業率は50%を超えるといわれている。

今回の訪問の目的は「東ティモール」に排水管・下水道維持管理業を根付かせることである。
このプロジェクトは、福井県大野市から発信された。
大野市が古くから豊かな清水と共に町が発展してきたことを背景に、「水を通じて世界とつながり、助け合い、分かち合う」ことを原点に、水への恩返しとして始まったのが「Carrying Water Project(CWP)」。
水の恵みの重要性を世界に向けて広く発信しようと呼びかけを行ったところ、管清工業が賛同の意を表し、グループ会社であるカンツールも支援の輪に加わり、このプロジェクトに必要な機材の提供を申し出た。

下水道・排水管施設の機能を守ることで、安全で快適な生活を支え、持続可能な暮らしに貢献することは、正に当社が掲げるSDGs活動である。
具体的な活動としては、東ティモールの人材育成事業から始まった。
今年1月に東ティモールから1名の職業訓練校の先生と2名の研修生が日本を訪れ、管清工業の社員が2か月間マンツーマンで徹底的に育成した。
下水道の基礎知識から清掃作業の実習を経て帰国し、それから2か月が経ち、彼らの所属する「東ティモール国立職業能力開発センター」を訪れた。
研修施設を見学し、当社の製品がどのように使われ、どんな仕事に結びつけられるかを共に検討してきた。
管清工業の社員2名は、6月末まで現地に滞在し育成に当たる。
これまで日本から世界に向けて様々な援助が行われてきているが、時間の経過と共に忘れられ、お金の無駄遣いになるケースが報告されている。

管清工業の社長は今回のプロジェクトを実施するにあたって、長いスパンでの協力、30年間はお互いに協力し合うことを申し出されていた。
この活動が東ティモール国の大統領も知ることとなり、大統領府を表敬訪問し、ジョゼ・ラモス=ホルタ大統領と謁見する運びとなった。
民間企業との面談はあまり例のないことで、この国がいかに雇用創出に力を注いでいるか、日本企業に期待しているかが窺われる。
当社としても、少しでも国際貢献になればとても幸せなことである。

【日本軍の塹壕跡】

【東ティモール日本大使館】

【島の夕日】

【職業訓練センター職員】

【職業訓練センター生徒】

【到着した清掃器】