いまさら聞けない「ふるさと納税」
今年も年末を迎えようとしています。
ふるさと納税の寄付金額にまだ余裕のある方は12月中に使い切ってしまいましょう。
強制するわけではありませんが、やり方さえ間違わなければとてもお得感のある国の制度です。
この制度の目的や寄付の仕方は、ネットで検索すればすぐに出てきますので試してみてください。
私の少ないふるさと納税体験を紹介します。
私の目的は勿論自治体から送られてくるお礼の商品が目当てです。
お礼の商品は寄付金額の3割程度の金額までと国は指導しているようですが、徹底されていないのが現状のようです。
私は1自治体に10,000円程度の寄付で食料品を頂くことが殆どですが、稀にそれ以外の寄付をすることもあります。
ある時注文したのは、ゴルフ用品のパターです。
これは茨城県にあるスポーツ用品を販売する会社が用意したものです。
ゴルフの腕前はちっとも上達しないのですが、このパターを使う時は、あたかもプロゴルファー気分です。
それ以外では、静岡県にある自治体の扱うこれまたゴルフ用品で「ヤードメーター」というものです。
【ヤードメーター】
これはGPSを駆使してグリーンまでの距離が一目で分かる優れものです。
これこそどれだけ良いスコアが出せるのかと期待したところですが、今のところ効果は全くなしで残念です。
頂いたお礼の品でお勧めしたいのが北海道の「氷下魚(こまい)の半干し」。
馴染の無い方もいるかと思いますが、シシャモよりも二回りほど大きな魚で、焙って食すと絶品。酒の肴に最高です。
北海道はなんといっても「イクラ」「数の子」「鮭とば」など海産物が豊富です。
次は果物。これまでに「柿」「桃」「梨」「ラ・フランス」「みかん」など頂いていますが、良かったのは鹿児島県奄美市の「タンカン」。
これは総務課の松本さんのご実家が奄美大島にあるということで、紹介されたものです。
量良し、味良しと、いう事ありません。
届く時期は3月頃なのですが、その甘さは何とも言えず爽やかなんです。
【今年届いたラ・フランス】
しかし、良いことばかりでもありません。
高級牛肉を頂いたこともありますが、人気商品なのか寄付をしてから忘れた頃に送られて来ました。
その上、半分は脂身という代物。
また、ローストビーフを選んで楽しみにしていたところ、送られて来た物は「これっぽっち?」なんていうものも。
品物を選ぶときは写真だけで判断するのではなく、内容量も良く確認して方がよいです。
また、お菓子のラスクを頼んでみて、さあ食べようとしたところ、丁度子供たちがやってきて、みんなで食べたり、持って帰ったりで、とうとう私の口には入らず仕舞いということもありました。
さて、色々問題も指摘されていますが、個人的にはこの「ふるさと納税」はお勧めしたいと思います。
中には収入の多い人ほど税金控除が多く受けられるため、富裕層の節税対策だという批判もあるようですが、決してそんなことはありません。
税金を払っている人、特に独身者の方には、是非やって頂きたいと思います。
お試しあれ。