クロアチア
7月のとある日、ヨーロッパの南、やや東よりにある国「クロアチア」を旅する機会に恵まれました。
クロアチアがどこにあり、何が有名なのかわからないという方もいるかと思います。
当社の社員にクロアチアについて尋ねたところ、「格闘家の“ミルコ・クロコップ”の出身地である事しかわかりません！」との返事でした。
しかし、最近では自然に囲まれた街並みがとても印象的であり、文化と自然が融合した観光地が多いことで、日本人観光客も年々増えているそうです。
今ではヨーロッパ観光をしたことのある世界中の旅行客がまた訪れたい国としてこのクロアチアを挙げているそうです。
クロアチアを訪れたことのある当社の女性社員も、是非また行きたいと申していました。
ジブリ映画 「魔女の宅急便」や「紅の豚」の舞台にもなった、美しく幻想的な街並みや世界遺産をたっぷり堪能してきましたので、今回はその一部を紹介させて頂きます。
プリトヴィツェ湖群国立公園
世界遺産にも登録されている、滝で結ばれた階段状に並んだ16もの湖と92ヵ所にも及ぶ滝と木々でおおわれた、それはそれは美しい公園です。
息をのむ程のエメラルドグリーンの湖はまさに絶景でした。
言葉は要りません。下の写真でご想像ください。
色彩の見事な街並み“ドブロブニク”旧市街
映画「紅の豚」でモチーフとされ、町全体が世界遺産に登録されている城壁に囲まれた街です。
建物の白い壁とオレンジ色の屋根、真っ青な海と鮮やかな空は、この世のものとは思えない程の美しさです。
旧市街を一望できるスルジ山をロープウェイで登れば、これまた絶景!! 1990年代の紛争（旧ユーゴスラビア時代に起きた内戦）に巻き込まれたにもかかわらず、その美しさは一つも失われていません。
街を囲む城壁を散策できるようになっており、綺麗な街並みや海を見下ろすことができます。
ディオクレティアヌス宮殿のある都市“スプリト”
ローマ帝国皇帝 ディオクレティアヌスが退位して隠棲のために建設された宮殿のある港町です。
これも世界遺産です。
ローマ時代に戦争に疲れた爺さんの隠居後の私邸にしては、立派な建物で驚かされます。
20mもある堅固な城壁に囲まれた宮殿はまさに贅を尽くしたお城そのもの。
4世紀に建てられたといわれていますが、その頃の日本は弥生時代。こんな頑丈な建物を作れる術は微塵もなかったであろうことから、海外と日本の圧倒的な差を感じます。
その他にも、トロギール、シベニク、ザグレブ、ブレッド等、美しい街並みは忘れがたいものになっていますが、今回はこの程度とし、機会を見てまた紹介させて頂きます。
