下水道展の季節
「下水道展の季節です」
8月1日より東京お台場にある東京ビックサイトに於いて、恒例の下水道展が始まります。
当社にとっては、年に一度のビッグイベントです。
今年で何回目になるのでしょう。
私も入社以来必ず参加している行事です。
入社当時は東京の勝鬨橋(かちどきばし)近くの晴海埠頭に建てられていた「晴海国際展示場」で開催されていました。
この晴海国際展示場は、昭和34年に完成し、東京モーターショー、東京おもちゃショーなど数々のイベントが開催され、多くの人を楽しませていました。
晴海国際展示場
東京ビックサイト JR国際展示場駅
平成8年、有明に完成した「東京ビックサイト」の開設に伴い37年間の歴史に幕を閉じました。
有明会場は本館から別館につながる通路がなく、迷うこともしばしばありました。
また、昼食会場の収容人数が少なく、昼ご飯にありつけないこともよくありました。
ある年、偶然見つけた会場外れに出展していたホットドッグ屋台を見つけ、よく利用していました。
コッペパンにバターをぬり、半分に切ったソーセージを挟んだだけのものでしたが、蒸気で蒸してあり、胡椒が効いていてとても美味しかったことを覚えています。
屋台を引いていたあの老夫婦は、今なにをしているのでしょう。
さて、私が初めて訪れた下水道展は入社一年目の昭和59年、季節は春だったのではないかと思います。
今でこそ下水道展と云えば“真夏”ですが、最初に訪れた記憶に暑いという印象がありません。
現在のような地球温暖化が進んでいなかったのか、たまたま冷夏だったのか、はっきりしませんが、新入社員研修の一環として行ったのですから、やっぱり春です。
当時の開催時期がいつだったのかご存知の方も少なくなっているのでしょう。
それだけ齢を重ねたということです。
初めて訪れた時の思い出です。
東京都内の道に全く慣れていない新入社員が車を手繰り、やっとの思いでたどり着きました。
着いてはみたものの、下水道業界について何もわからない18歳から22歳の若者4人が、広い会場でカタログを集めてはノベルティを貰い、ニコニコしながら会場をうろうろ歩き回っていました。
その頃のノベルティは、現在のような趣向を凝らしたアイディア商品はなく、殆どがボールペンやキーホルダー、クリップ、タオルなど実用品が多かったようです。
訪問回数を重ねるごとに、会社の机の中にボールペンや一度も使ったことの無いノベルティが溜まっている経験を誰でも持っているのではないですか。
もったいない話ですよね。
せっかくの出展者からの贈り物ですから、有効に活用したいものです。
今年の当社の出展は、昨年に続いてグループ会社3社の合同出展です。
どこよりも広いと思われる24小間で臨みます。
<「買いたい!」「借りたい!」「まかせたい!」総合力で叶えるKグループ>がキャッチフレーズです。
お時間がある方は是非「下水道展’17東京・Kグループブース」にお越しください。
従業員一同で歓迎いたします。