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下水道展‘18北九州 と 火星大接近2018

真夏の恒例行事、下水道展に参加してきました。
今年は20年ぶりに九州での開催となり、日頃ご無沙汰している九州地区のお客様に、当社の魅力を少しでも知って頂けたのであれば大変嬉しく思います。

当社の展示ブースは、Kグループ3社の合同出展でした。
来場されるお客様に興味を持っていただく様、風変りなテーマパーク調の「お化け屋敷」を企画しました。
来場された方々がどのように感じられたかは、知りたいようで、知りたくないような複雑な心境にさせるブース設計でした。
「お化けはいったい何処にいるの?」「マッチしてないなー」と思われた方もいたのではないでしょうか。

しかし、会場は夏休みに入った親子連れの姿もたくさんありました。
クイズラリーのチェックポイントにもなったKグループブースでは、熱心にクイズに取り組み説明に聞き入っている子供達をみるにつけ、将来この子供達がKグループで活躍してくれるのではと期待を抱かされました。

2日間会場でお客様と応対させて頂きましたが、何か物足りなさを感じていました。
下水道の重要性が見直され、維持管理にも関心が高まっているのに何故でしょうか。
マンネリ化、盛り上げ下手、技術革新の欠如、猛暑、などが考えられます。

20年前はどうだったのでしょうか。
20年前の1998年に開催された下水道展のパンフレットが手元に残っていました。
(なんて物持ちが良いのでしょうか。ただ、捨てるのが嫌いなだけですけど)

北九州開催の下水道展パンフレット(左が20年前で右が今年のもの)

当時の出展者数は311団体、今回は285団体(民間のみ)ですので、26団体減少しています。
そして20年前に出展していて今回も出展している団体はどのくらいあるのか調べてみました。
(社名や団体名が変更されているかも知れません)

結果は36%に当たる103団体にとどまっていました。
管路や処理場建設の時代から管理の時代へ移行しもっと業界規模が膨らんで欲しいところですが、逆に縮小していると感じられます。

下水道施設建設に携わっていた大手企業の出展への思い入れが弱まったことが、下水道展の華やかさが失われた原因と考えられます。
このような状況の中にあっても、当社は第1回開催時から37年間ほぼ毎年出展しています。
これからもお客様に新しい技術を紹介しながら飽きられない企業運営を目指し、お客様と共に邁進していきたいと思います。

 

さて、下水道展の最中、真夏の夜にひときわ輝きを増している星を目にされた方もいたことでしょう。
火星です。

地球の隣を公転している火星が最接近するのが、今年の夏なのです。

千葉市上空に輝く火星


地球の公転周期が365日であるのに対し、地球の外側を回る火星は687日で1周するため、約2年2ヵ月に1回の周期で火星を追い越す地球と接近することになります。
ところが地球の公転が太陽を中心にほぼ真円なのに対し、火星はやや楕円状に公転するため毎年微妙な差が生じ、接近する距離に違いが出ます。
最も接近する現象は15~17年周期で起きるようですが、今年は特に距離が短いという事です。
9月上旬くらいまで観察できますので、忙しい日々をお過ごしのことと思いますが、夜空を見上げる余裕をもって天体観測を楽しんで頂きたいと思います。

出典:国立天文台ホームページ