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新年のご挨拶

皆様、明けましておめでとうございます。

平成最後の年が明けました。
私の住む千葉市では、元旦は空気も凛と澄み渡り、穏やかに正月を迎えることができました。

今年も世の中が平穏であれば良いなと祈るような気持ちに駆られました。
是非、そうあって欲しいものです。

では、昨年の明るいニュースはどの位思い浮かぶでしょうか。
私の選ぶ明るいニュース2018は、
①大坂なおみ選手の全米オープンテニス優勝
②大谷翔平選手のメジャーリーグ新人王獲得
③平昌オリンピックの日本選手のメダル獲得
④夏の甲子園で金足農業高校の活躍
スポーツの話題ばかりですね。

ノーベル賞受賞もおめでたい出来事でした。
反面、年末から年始にかけて明るいニュース記事は見当たらなかったように感じます。
日産自動車社長の特別背任事件、海上自衛隊機への韓国海軍からの危険なレーダー照射問題、韓国元徴用工訴訟問題、株価の続落、消費税2%アップ、相変わらずの年金機構の資金不足などです。
新元号に変わる今年は、明るいニュースを聞きたいものです。

そこで今年5月に実施される「改元」について調べてみました。
先ず元号はいつから使われるようになったのでしょうか。
それは西暦645年の「大化」が最初とされており、これまで使われた元号の数は231にも上ります。
今の天皇陛下は125代目ですので、倍近い元号が存在することになります。
これは、今のように天皇の交代に合わせて元号を変えていた訳ではなく、時の権力者によって改められていたからだそうです。

幕末の孝明天皇時代には17年間で6回も改元され、最短では「暦仁(1238年)」の約2カ月半ということもありました。
災害、疫病の流行、飢饉など縁起が悪いという理由や「明和9年」が「迷惑年」と読めるとして改元されたりもしていました。

さて、4月1日に新元号が発表されることになりましたが、どんな文字が選ばれるのでしょうか。
これまでに使われた漢字で最も多いのが「永」で29回、「元」と「天」がそれぞれ27回、その次は「治」の21回、順に「応」「正」「長」「文」「和」と続き「安」が17回で10位です。
「安」の字については、如何にもという感じですので、今回は使って欲しくはないですね。
しかし、選考委員に閣僚や衆参正副議長等が入るとなると、あるかもしれません。

選定の理由には、中国の古典から引くことが慣例となっているようですが、日本にも長い歴史があるのだから、今更中国のものを使う必要はないと思うのは不自然でしょうか。
兎にも角にも、国民が納得できる、次の時代への希望や願いを込めて選んで欲しいものです。
いっその事、元号を廃止して西暦だけにするのも悪くないのではと思うのは私だけかな。 

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。