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福井県の恐竜

久しぶりに福井を訪れた。

この日、福井県下水道管路管理業協会の創立30周年記念式典が催されたのである。
同協会は、正会員13社と賛助会員8社で構成されており、同種の協会としては珍しい「公益社団法人」の認定を受けている。
全国的な団体である「公益社団法人日本下水道管路管理業協会(管路協)」の下部組織として「都道府県部会」は数多く存在するが、それとは一線を画すように法人格を取得されていることは非常に貴重なことである。
30周年を迎えられるという栄誉を心よりお祝い申し上げる。

式典には管路協の会長も出席され、お祝いを述べられていた。
1月に発生した能登半島地震災害復旧活動にも言及され、これから益々発展されることを期待されていた。

さて、福井県は恐竜の化石発掘でも全国的に有名であり、今年延伸された、北陸新幹線福井・敦賀開業に合わせ「恐竜王国ふくい」のPRに更に力を入れている。
1982年、当時中学2年生が握りこぶし大の黒鉛色の石の中に肉食恐竜の歯の化石を発見した。
その後、周辺の化石発掘調査が行われ、福井県勝山市北谷町で多くの恐竜化石が出土した。
日本で発掘された恐竜化石のなんと8割が福井県内で発見されている。
中には、世界で初めて発見された化石もあり、「フクイサウルス」「フクイラプトル」「フクイベナートル」「フクイティタン」など、フクイの名を冠した恐竜も多い。


「ラプトル」と聞くと、映画「ジュラシック・パーク」で人間を襲う賢い恐竜を思い出す方も多いのではないだろうか。
あの「ラプトル」が日本にいたと思うと、不思議な感覚である。

勝山市には、世界3大恐竜博物館の一つに数えられる「福井県立恐竜博物館」がある。
数々の恐竜骨格やジオラマ等で楽しめ、人気スポットになっている。
福井駅前では、ティラノサウルスやトリケラトプスの恐竜ロボット・モニュメントを見ることができる。
これが、巨大で大迫力なのである。

ザラザラとした肌質感や色がリアルに再現されおり、動きと共に大音量の鳴き声で歓迎してくれる。
駅構内には「フクイラプトル」の全身骨格が展示されこれも圧巻である。
我が家の子供が幼かったころ、富士山のふもとの博物館で「ティラノサウルス」の動くモニュメントの前を「絶対に通らない」と泣いて怖がっていたことを思い出した。
西口駅前にある「フクイティタン」のモニュメントは特に巨大で、人目を引いていた。
約1億2500年前のアジア大陸に生息していた草食性の恐竜で中国でも同種の化石が見つかっており、日本列島が中国大陸とつながっていたことを示している。
他にも、ビルの壁面に描かれた恐竜や飛び出してくるように見える恐竜トリックアート、子供の恐竜のモニュメントと触れ合うこともできるスポットもある。
東京駅から数時間というアクセスの良さが加わり、是非プライベートで再度訪れてみたい。