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ボジョレー・ヌーボー

日本人に愛される「ボジョレー・ヌーボー」だが、もうお飲みになっただろうか。

解禁日は11月の第3木曜日と決められており、今年は11月19日だった。
特別ワイン通ではない私でも毎年この時期を楽しみにしている。
今年も解禁初日に飲んでみた。

味わいを語るほどの見識はないので、そもそもどのようなワインなのかを改めて調べてみた。
ボジョレー・ヌーボーとは、フランスのブルゴーニュ地方、ボジョレー地区で採れた「ガメイ」種を9月に収穫し、短期間で熟成させその年の11月には出荷するものをいう。
通常のワインは収穫から熟成まで数カ月から数年とされているの対し、このワインはごく短い期間で出荷されるのが特徴である。
「ヌーボー」とは英語でいう「New」であり、ボジョレーの新しいワインということである。

新酒を販売する理由は、もともとこの地方産のブドウの品質が高くなかったため、早生ワインとして売り出したのが始まりであり、その年のブドウの出来栄えの指標とされるからだともいわれている。

解禁日が制定されたのにも理由がある。
秋の収穫祭に、農民が自分達で楽しんでいたものが有名になり、より早く売り出そうと品質に構わず我先にと販売を急いだため評判を落とすことになった。
この混乱を規制するため政府が1967年に解禁日を制定したからである。
この解禁日は厳格に守られており、その日の0時を過ぎるまで販売することは許されない。

日本ではフランス本国よりも早く、世界で一番早くこのワインを飲めるといわれているが、実は日付変更線に、より近い国の方が早いのである。
ニュージーランドでは4時間、オーストラリアでは2時間日本より早く飲める。
世界的にはどれほど飲まれているかというと、日本ほど盛んではないようだ。
輸出総量のうち約50%が日本向けであり、次いで米国14%、カナダ7%、中国4%といった具合で、日本人の流行りもの好き気質が日本の輸入業者戦略に踊らされていた観もみえる。

しかし、最近の輸入量は、ワイン全体の総量は増えているにもかかわらず、ヌーボーはピーク時の半分ほどになっており、やや熱が冷めたようだ。
ワイン自体が一般的となり特別感を感じられなくなったのだろう。

この原稿を書く前日、近所のスーパーを2軒探してみたがどちらにも既に置いておらず、解禁日後の4日間が売上の70%を占めるというのも頷ける。

さて、味わいについてだが、ワインの味は、フル、ミドル、ライトボディと表現される。
ヌーボーはライトボディと言って間違いないことは私にも分かる。
具体的には、かなりライトで、渋みが無く、やや酸味がありフルーティーという表現が当たると思う。
ワインの知識には奥深いものがある。
種類だけではなく「レストランでの選び方」「テイスティングの意味、作法」「料理に合う種類」「値段に合った価値の見分け方」「グラスの持ち方」「ソムリエに高価なワインを勧められた時のいなし方」等さまざま。
もっと勉強して次の機会に紹介できればと思う。

最後に今年の「ボジョレー・ヌーボー」について、ワインが大好きな義妹の感想を一言。
〝フレッシュ感を強く出しつつ、エレガントなすみれ色が気品を感じさせる。
コロナウイルスに蝕まれている世の中に、ほんの少し軽やかな気持ちを思い出させてくれる「魔法の雫」″