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千葉の梅園

日毎に春を感じる暖かな日差しに梅の花が見頃を迎え、近所の公園に花見に出かけた。
場所は、千葉駅からも比較的近い「県立青葉の森公園」。

千葉市の中央部に位置していながら、敷地面積53ヘクタールを有する。
近くには、今年のNHK大河ドラマにも取り上げられている源頼朝公を支えた「千葉常胤」ゆかりの「亥鼻城(いのはなじょう)」(再建)があり、散歩には快適な場所である。

桜の木は1500本も植えられており、花見シーズンには多くの人出で大賑わいである。
早咲きの河津桜も見られるかと期待していたが残念ながら少し早かったようでまだ蕾であった。

梅の花は満開であった。
水戸の偕楽園には及ばないが、園内には32品種、1000本の梅が植えられ、1月初旬(早咲きの大盛、故郷の錦、八重野梅など)から3月中旬(遅咲きの鹿児島紅、白加賀、玉牡丹、楊貴妃など)までの長い間、楽しむことができる。

【八重野梅】

【鹿児島紅】

【梅園にある梅の図鑑看板】


梅は中国原産の落葉樹でバラ科サクラ属に分類され、冬から春にかけての緑や花の少ない時期に春を告げる花として古くから縁起の良い花として愛されてきた。

現代の日本人には、パッと開いて、潔く散る桜の花が人気だが、奈良時代から平安初期までは花見と言えば梅であった。
梅は香りも良く、花の時期は桜よりも長く、実を楽しむこともできる。

カンツール松戸センターに植わっている梅の木から、昨年はたくさんの実を収穫し、梅酒を漬けて年末には社員で楽しむことができた。

【松戸センター梅酒2021

【松戸センターの開花を待つ梅】


この日も見ごろを迎えた梅の花に浮かれ気分で、日ごろの運動不足もなんのその、一生懸命歩いた。
コロナウイルス予防のためマスクを着けていた所為か、梅の香りは極ほんのりと淡く漂う程度であったのは残念である。

午前中の早い時間であったので、人出も少なく密を避けることができて、久し振りに身も心も温まった日曜日を過ごした。

春の陽ざしを浴びてのんびりとしている時、暗いニュースが世界中に影をおとした。
まさか本当に戦争が起きるとは思っていなかった。

つい最近まで、平和の祭典である冬季オリンピックが開催されていたことが信じられない。
今思えば国としての参加が許されていないロシアだが、五輪開会式には中国の国賓としてロシア大統領が招かれていた。
この時既にウクライナ侵攻を決めていたのではないだろうか。
西側の経済制裁を見越して、中国との間に何等かの密約を交わしたと勘ぐっても不思議ではないだろう。

TV報道で、幼い女の子が泣きながら「爆弾の音で目が覚めた。戦争が起きたことはわかっている。死にたくない」と訴えていた映像が衝撃的だった。
何とかならないものだろうか。
可哀想でならない。
今、切実に平和を祈る。