「下水道展」今年の逸品
真夏の恒例行事、「下水道展」が閉幕した。
新型コロナウイルスを心配する声もあったが、久し振りの東京開催ということもあり、大勢の来場者で賑わいを見せた。
当社ブースでは、お馴染みのドイツが誇る調査用TVカメラ〝ロビオン″を中心に、下水道維持管理に欠かせない商品を展示した。
特に力を注いだ我が社の逸品は〝TVカメラ遠隔操作システム″である。
この装置は、TV調査の際、TVカメラオペレーターが現場に赴かずに、事務所で調査ロボットの操作が出来るというものである。
遠隔操作システムを使うメリットは、
①一人のオペレーターが複数の調査現場を担うことができる
②体に障碍のある方にも作業することが出来る
③女性には特に有難いトイレの心配が軽減される
④厳しい現場環境に苦労しやすい高齢者にも作業できる
⑤現場の段取り替えの時間に、調査概況を整理できる
⑥調査工事発注者に対し、リアルタイムで状況を伝えることができる
⑦オペレーター作業の場所を選ばない等、現場を効率的に運用することが可能な優れた装置である。
TVカメラオペレーター不足でお悩みの方は、是非、ご連絡ください。
さて、今年の下水道展で見つけたもう一つの逸品を紹介したい。
下水道業界には似つかわしくない、それはそれは可愛らしいものである。
人呼んで〝トイレの最中″である。
愛知県常滑市にある和菓子製造会社が、大手衛生陶器メーカーと共同で製作したものだ。
最中の皮がリアルな洋式便器形に作られており、便座を上げて別添えのあんこを便器中に絞り出して完成させるという最中だ。
なんとも生々しい代物。
ご丁寧に「決してトグロを巻かないように」との注意書きがあり、口に運ぶのも憚られるのだが、これが甘さ控えめでなんとも美味なのである。
この珍しい和菓子を家族の話題に買いたかったが、一人一つしか購入できないほどの人気で、入荷後すぐに品切れとなった。
残念だった半面、このアイディアには脱帽した次第である。来年も是非、出品して欲しい。
また、別のユニークなウンチ関連グッズには、ノベルティでも配られていた「消しゴム型洋便器」や「色の変わるうんちくん」などがある。
最近流行りの「うんこドリル」「うんこミュージアム」にあやかっているとはいえ、子供にバカ受けすること間違いなしである。
昔は漫画トイレット博士のわき役「うんこちゃん」やDr.スランプアラレちゃんに「うんちくん」が出ていたな~。
懐かしい。
我が家には、小さい子供がいないのが残念だ。
うんちネタたくさん話してあげたい。