企業の業歴
明けましておめでとうございます。
本年もカンツールをお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。
関東地方では、穏やかなお正月を迎えることができ、幸先の良いスタートでした。
さて、今年はどのような年になるでしょうか。
年末には、たくさんの方々から良いお年をお迎えくださいとお声がけ頂いたので、一層の努力で会社、家庭、自分を高めていきたいと思います。
カンツールは、昨年6月に創業満70年を迎えることが叶い、次は80年、90年、100年と続くよう社員と共に、次世代につなげられる企業にして参りたいと思います。
会社の寿命について調べてみました。
世界に比べ日本の企業の平均寿命は相当長いようです。
世界の創業200年以上の企業のうちトップは日本の1340社（65.0％）、2位はアメリカの239社（11.6％）、3位はドイツの201社（9.8％）です。要因の一つとして、経営者、その企業に勤務する従業員が、会社が長く続いて欲しいと願う気持ちが欧米よりも強いことがあると思います。
最近の風潮として、自分の条件に少しでも合う会社があると転職する社会人が増えているようです。
しかし、創業70年の当社では、永年頑張ってくれている社員が多く、嬉しい限りです。
2021年の統計によると全国の企業総数は157万社（75％が従業員10人未満）で、日本国内企業の平均寿命は創業から31～40年の会社が19.6％で1位、21～30年が17.9％で2位、11～20年が16.0％が3位です。
約34年未満で倒産や廃業になることが多く、実に40年以内に無くなる企業が64％にものぼるのです。
当社の位置する71年～80年の企業は2.5％の4万社に過ぎません。
数字を見ると悦ばしいことだと思います。
ちなみに、日本で一番古い会社は社寺建築業の「金剛組」で創業は飛鳥時代の西暦578年だそうです。
業歴の長さは企業の信用度であるといっても過言ではないでしょう。
しかし、業歴が長いからと油断していては、いつかは衰退する時が来ます。
最近では老舗企業の倒産が増えているといわれています。
日々、工夫をしながら新しいことに挑戦し続けなければ淘汰されると肝に命じて、今年も業績向上に励んで参りたいと思います。
※出典＝帝国データバンク、東京商工リサーチ
